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改修工事

最近、今ある建物を活かして
改修をしたいとのご相談が増えています。

リフォームやリノベーションなんていう言葉を
使うこともあり皆さんもそちらの言葉のほうが
なじみがあるのではないでしょうか。
どちらも大きなくくりでは「改修」なのですが
規模の大きさやどこまでどのように品質や性能を
高めるかなどで使い分けてるようです。
しかし、ここのところどちらともつかない物件も多く、
我設計事務所では「改修」で進めています。

もう10年以上前になりますが
古い農家住宅の水回り改修を行いました。
外観

写真右手奥の勝手口から入った土間空間の改修です。
改修内容は
・既存の土間にある風呂、洗濯場の撤去
・新たに同じ空間に風呂、洗濯場、トイレ、脱衣場の設置。

です。文字で書くと簡単ですが 改修は工事ができるようにするまでの
調査が非常に難しく、大変なんです。こちらのお宅は確認申請など必要なかった時代に
建てたお宅で図面などありません。内装をはがすにも中の様子はわかりませんし
壁を撤去するにもどこまでどうなっているのか…
構造体にダメージを与えないよう最新の注意を払って調査、設計しました。

工事がはじまると建て主さんご家族にも壁の漆喰塗りや建具周りのペンキ塗り
など自ら行ってもらいました。
改修は前記したように工事に入るまでの調査に
非常に時間がかかります=コストがかかります。
プラス建築費用ですので、規模の割には総工費がかかる事が多くあります。
そこで、うちからの提案で「自分たちでできるところは自分たちでやってみる。」
ということになったのです。

改修の風景01

当時、おなかの中にいたH所員と現場のお手伝い中のN所員(笑)
改修の風景02

では、改修前・改修後をご覧ください。

↓改修前の土間空間
旧土間01 ここに新しい浴室が来ました→新土間04

↓改修前の土間空間
旧土間03 ここにはトイレを新設→新土間02

新しくできたお風呂とトイレの間には脱衣場 兼 洗面所と洗濯機
改修前旧土間04 改修後新土間03

建て主さん自ら施工した漆喰や建具のペンキ。既存の柱とよく合っていました。
↓こちらは新設のトイレの中
新土間01

台所へのドア・トイレのドアはデザインしました。仕上げのペンキは建て主さん。
新土間05
 
改修は住みながら行うことも多くそのあたりも事前のシュミレーションが
大事になってきます。今あるものがもったいないから使うという精神は
本当に素晴らしいと思います。でも今あるものを活かせるかどうかを
検討するのは本当に大変です。
これからもっと増えるであろう改修工事。
今あるものを十分に生かせるいい提案ができるよう心がけていきたいです。






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